2010年01月01日発行
1115号
【後に続く当事者たち 私たちが勝ち抜く】
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◆佐藤昌子さん(パナソニック電工訴訟原告)
新たな闘いが今日始まったと実感している。
今のような働き方では生きていけない、子どもも育てられない。人の命よりも大切な法律などない。本当に悔しい。違法な派遣切りにあった人から相談を受ける時、何をもって闘えばいいのかと考え続けている。
まず、法に違反した場合には直接雇用関係が成立したとする「みなし雇用」の中身を強化していくことが重要だと思う。そして派遣法そのものを廃止に追い込んでいく決意を固めている。
◆阿久津真一さん(キヤノン訴訟原告)
吉岡力さんと、派遣労働と闘う全国の原告の気持ちを踏みにじる判決だ。このままでは偽装請負がますます広がる。私たちのような労働者をこれ以上増やすことはできない。
キヤノンの課長が今日も傍聴に来ていた。キヤノンや経団連はほくそ笑んでいるかもしれないが、私たちは判決でしょげ返ってなどいない。
吉岡さんの闘いに励まされ、多くの人たちに支えられて私たちも提訴できた。吉岡さんを勝たせて私たちも職場に戻る、と闘ってきたが、今度はまず私たちが職場に戻って吉岡さんを職場に戻す力添えをしたい。
◆吉岡誠一さん(エネゲート訴訟原告)
私の訴訟は大阪地裁で和解交渉に入っている。裁判官は、(今日の)最高裁判決を踏まえて、と言っていただけに残念だ。日本の司法の最高機関である最高裁
が企業のやり得を後押しした判決に怒っている。しかし、これで終わるわけにはいかない。力くんとともにこれまで以上の運動で派遣法を撤廃させ、生きる権利
を手にするまで闘い続ける。
◆本田福蔵さん(日本基礎技術訴訟原告)
吉岡力さんは「この闘いは続く」と最高裁にくってかかっていた。おかしいことはおかしいと言い続ける力さんの存在は、ともすれば弱気になる自分にとって大きな力になっている。
試用期間中に解雇された自分の周りには、同じように自主退職させられて非正規労働を繰り返している人がいる。試用期間が悪用されている。個人の問題では
ない。納得できないという気持ちは闘う中でますます強くなっている。力さんはあきらめるような人ではない。自分も、同世代の人たちにとってよい解決になる
よう一緒にがんばりたい。
◆佐久間誠さん(鉄建公団訴訟原告団事務局長)
全国の仲間とともに勝利を、と頑張ってきたのに悔しい。損害賠償を認めたのは、情を示したつもりかもしれないが、筋が通っていない。
日本の企業は安く使うことだけしか考えず、批判されれば海外へ行くと脅しをかける。85年の派遣法が諸悪の根源だ。廃止させるまで闘いを積み上げなくては。私たち1047名も路頭に迷わない解決にむけて吉岡さんとともに全力で闘う。
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