2010年01月01日発行 1115号

【吉岡力さん・記者会見 意地でも職場に戻る】

 判決の後、最高裁に「お前たちは何をしたか分かっているか」と言ったのは、署名や応援をしてくれた人たちの思いをないがしろにする判断だったから。後に続く裁判を闘っている仲間のモチベーションが下がらないか、心配だ。

 しかし、最高裁もパナソニックの不法行為は認めた。不法行為の責任とは職場に戻すこと。あらゆる手を使って、意地でも職場に戻る。同じ闘いをしている人たちも、今回の判決にめげず、そういう気持ちになってほしい。

 雇用を切ることは生活の糧を奪うこと。これを最高裁が簡単に認めるのは社会的に許されない。派遣だからと平然と首を切ったことが昨年の派遣村の事態になった。海外ではこんな簡単に首は切れない。パナソニックのやり方はテントに隔離したり人権侵害そのものだ。

 一生懸命働いてきたのになぜ首を切られなければならないのか。そういう思いで裁判も闘ってきた。だから全然後悔していない。まだまだ闘いはこれからだ。

 報道関係者にもお願いがある。パナソニックだからと、ちゃんとした報道をしないのではマスコミの責任が問われると思う。

 今後もこの闘いは続いていく。職場に戻る闘いを続けていく。
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