2016年05月27日発行 1429号

【参院選勝利へミナカナ大集会開く 神奈川選挙区野党候補が勢ぞろい 衆院小選挙区でも共闘進む】

 参院選神奈川選挙区で野党の勝利を実現しようと5月7日、横浜市内でミナカナ(みんなで選挙かながわ=安保法制を廃止するオール神奈川の会)大集会が開かれ、県内各地から260人が参加した。

 神奈川選挙区は改選数4。自民(公認・推薦)と民進から各2人、公明・おおさか維新・共産・社民各1人が立候補を予定している。複数区のため野党共闘は難しいが、改選議席の多数を野党で占めることが目標となる。

 集会には、共産新人のあさか由香さん、民進現職の真山勇一さんと金子洋一さん、社民新人の森英夫さんの野党予定候補4人がそろって姿を見せ、「自民の支持層を掘り崩し、野党の前進をかちろる」と決意を語った。

 ゲストとしてマイクをとった亀井静香衆院議員(元自民党政調会長)は「みなさんが決起して野党をしっかりさせなくてはならない」と市民を叱咤激励した。

 ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)かながわのメンバーも、戦争法廃止2000万署名を市民の共同の力で広げた確信に立って大集会に参加。翌8日に開いた集いで、比例区では福島みずほさん、選挙区ではあさか由香さんを推薦し、アベ政治退場に向けて活動を始めることを決めた。5月29日には市民連合横浜☆ミナカナと共催で「ピースパレードみなとみらい」を行う(12時からJR桜木町駅前で署名活動、14時パレード出発)。

 衆参同日選を見据えた衆院小選挙区レベルの共同行動も根付きつつある。神奈川3区の横浜市鶴見区では5月14日、ママの会@鶴見が呼びかけた鶴見駅前アクションにZENKOかながわ、市民連合@鶴見、新婦人鶴見などさまざまな市民グループが参加。元民主党衆院議員や共産党の県議・市議、無所属の市議もかけつけた。個人参加の市民も多く見られ、3区の議席を自民県連会長から野党の側に奪い返そうと共同の取り組みが重ねられる。

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