2016年06月24日発行 1433号
(実発行日 6月17日)

【大阪 アベ政治を変えるとき】

 大阪の集会では市民に積極的に働きかけ、勝利を勝ちとるための方針と決意が述べられた。

 改憲阻止のためには沖縄との連帯は決定的に重要だ。5月の沖縄連帯ツアーの参加者は米軍属による女性殺害事件への抗議とキャンプ・シュワブ前座り込み行動への参加を報告。「初めての沖縄だったが、県民はしなやかにしたたかに諦めず闘い続けていた。今まで以上のつながりで街頭署名行動に立ち上がる」との決意を表明。6・19県民大会を軸とする6月沖縄連帯ツアーへの参加を呼びかけた。

 各分野から政治を変える発言が続く。

 「6月6日の中央行動で放射能健診署名1万5千筆を提出した。累計では15万筆以上だ。これらの国会や省庁交渉は福島みずほ議員なしには実現しなかった。福島議員を国会に残す」「福島市からの避難者です。先日は街頭署名行動に参加した。高校生や大学生がしてくれた。今度の選挙は若い人たちが政治を考えるチャンスです。二度と原発で故郷を追われることのない政治を望みます」「安倍は窓口業務など自治体業務の丸ごと民営化を狙っている。民間委託が先行するのは、東は東京都足立区、西は大阪市だ。こんなアベ政治は倒すしかない」「6月6日、厚労省と交渉したが、官僚たちは要求にまともに答えなかった。介護の現場は限界にきている。福島議員は『税金の使い方を変えればできる』と言っていた。99%の生活を守るために税金が使うべきだ。命を守る闘いを続ける」

 参院選はアベ政治を変えるチャンスだ。必ず勝たなければならない。

 集会の最後を川島実穂さんは「選挙戦に勝つことは一人ではできない。MDSに入って全力で闘おう」とまとめ。政策チラシや政策提言の配布、候補者の街頭行動への参加、公選ハガキへの協力、公示後のポスター掲示などの具体的な支援行動を提起した。

 また、7月30、31日に大阪で開く「2016ZENKOin大阪」の実行委員長の田中拓真さんは「参院選に勝利してZENKOを迎えましょう。参院選の闘いをすべて持ち寄り、改憲阻止・アベ政治打倒への方針を打ち出しましょう」と呼びかけた。

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