2016年06月24日発行 1433号
(実発行日 6月17日)

【福島みずほ参院議員 全交とともに街頭で 改憲ノー訴える】

 6月11日、休日でにぎわう大阪駅前で社民党比例代表予定候補、福島みずほさんが街頭演説会。福島さんは「今参院選はとりわけ重要。1つは憲法を変えさせるのかどうか、2つめは1%のための政治か99%のみんなのための政治か、3つめに脱原発か推進か、を問う選挙です。先ほど大学生の女性と話すと『アベヤバイ』。市民の力でアベ暴走を止めましょう」と切り出す。

 通りかかる多くの若者たちに強調したのは高い学費と奨学金問題。「学生の半分が受ける奨学金=借金が800万、1千万に。本当に大変。返せないし、結婚もできなくなる。ヨーロッパは入学金、授業料ゼロが当たり前。何としても給付型奨学金を。国会で追及するとおカネがない≠ニいうが、がらくたオスプレイ200億円、防衛予算5兆円、沖縄など米軍思いやり予算に5年で1兆円。教育に、社会保障にまわすべき」

 「安倍首相は選挙中は経済だけで、勝ったら秘密保護法、戦争法。今度も同じ。改憲の発議をさせてはならない。命を守り、子どもを守り、憲法を守ろう。政治を市民に取り戻しましょう」と力強いアピールに拍手がわいた。

 全交共同代表の山川義保さんが「福島さんは、国会の中に主権者・市民の意思を届け反映させる貴重な存在だ。絶対に国会へ」、枚方(★ひらかた)市議手塚たかひろさんも「安倍の天敵、福島さんとともに改憲阻止を」とエールを送った。

 この日は、社民党、全交、みんなで選挙☆ミナセン大阪、緑の党などの共同の取り組み。演説の途中も一人ひとりに声をかけ握手に飛び回る福島さんとともに、似顔絵の面をつけた全交メンバーが分身福島≠ナ大奮闘。最後は山川代表のリードで「フクシマ、フクシマ」のコールが轟いた。


わたなべさんにも 市民から熱い声援

 1時間後、同じ大阪駅前では、共産党わたなべ結予定候補も街頭演説。「野党共闘を進めアベ政治にノーを」と訴えた平松邦夫元大阪市長と並び、わたなべさんは「戦争法は廃止、憲法を守り抜く。市民が動けば政治は変えられる」と呼びかけた。福島支援に続いて全交メンバーも市民とともに支援を送った。

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