2016年07月29日発行 1438号

【広がる「鳥越」コール 市民センター発足 東京を平和と憲法を守る拠点に】

 7月18日、都内で「鳥越俊太郎を応援する市民センター発足集会・演説会」が開かれ、約800人が参加した。

 同センターは、自発的に動き出した市民と野党4党の活動を連携させるため、急きょ開設が決定。代表世話人の上原公子(ひろこ)さんは「活動主体である市民のための情報プラットフォーム。チラシなどの物流センターとしても活用を」と呼びかけた。

 民進、共産、社民、生活の4野党に加え、生活者ネット、緑の党、新社会党も登壇。「横に広げるのは市民のほうが得意」(菅元首相)と期待を示した。

 「美濃部(革新)都政はストップ・ザ・佐藤を訴えて誕生した。今回はストップ・ザ・安倍だ」(佐高信さん)「参院選では、矛盾の深い沖縄、福島で大臣が落選。鹿児島県知事選は反原発派が統一して勝った。次は東京だ」(鎌田慧さん)など熱のこもった応援スピーチが続く。

支援は広がる一方だ

 鳥越候補が会場後方から登場すると、大きな拍手に「鳥越」コール。駆け寄って握手を求める人の姿もあった。

 「この選挙は勝てると思っている。参院選で3分の2を与党側に取られたが、都知事選で旗を取り返したぞと全国に知らせたい」と鳥越さん。「住んでよし、働いてよし、環境によし」のキャッチコピーを紹介し、命と健康を守る政策、非正規雇用問題などに取り組んでいくことを表明した。「環境に一番悪いのは原発。1日でも早く原発ゼロにしたい。東京を平和と憲法を守る拠点にする。非核都市宣言をし、世界中にメッセージを届ける」との決意に割れんばかりの拍手が送られた。

 鳥越候補を応援する自治体議員の会には35自治体66人が名を連ねていること、勝手連として5市17区の45団体が登録されていることなど、支援の広がりが報告された。

 7月25日(月)には18時から1時間、都内全駅で一斉アピールを行う。

◆市民センター連絡先

新宿区四谷2-11大村ビル5階(四ツ谷駅7分)
電話:080-4364-5499 FAX:03-5683-3800





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