2016年08月19・26日発行 1441号

【沖縄への弾圧やめろ 新宿デモに400人 機動隊は帰って来い】

 8月5日夕、高江現地の集会と同時刻に東京・新宿で集会・デモが行われ、400人が参加した。

 強調されたのは、本土から高江に派遣された機動隊500人を呼び戻す闘い。「安倍内閣の私的な暴力集団と化した警察に抗議を強める」「千葉県に情報開示させ、派遣費用は千葉県だけで2800万円と分かった。貴重な税金を使った非暴力行動の圧殺は許されない」「周りの人に高江の問題を伝え、世論喚起を」といった発言が続いた。

 この日の違法確認訴訟口頭弁論で翁長知事が「自国の政府にここまで一方的に虐げられる地域が沖縄県以外にあるでしょうか」と意見陳述したことも報告され、沖縄差別をはね返す本土での闘い強化を固く誓い合った。

 現地から電話報告が入る。「県民・全国の仲間千人以上が結集。沖縄の未来をつぶす政府の暴力と断固闘う」「7月22日、9年間守り通してきたテントがこじ開けられ、権力とはこんなにも暴力的なのかと思い知った。これからも力を貸してください」

 デモの解散地点では、高江の現状を伝えるビデオを上映し、反対運動リーダー・山城博治さんのメッセージに耳を傾けた。「200人以上がここで夜を明かす。現地の闘いと全国の連帯が力を尽くしてテントと森を守りぬく。ともに頑張りましょう」

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