2016年09月23日発行 1445号

【滋賀・あいば野 日米合同軍事演習反対 沖縄と連帯し集会とデモ】

 9月10日、あいば野日米合同軍事演習反対集会が滋賀県高島市で開催された。この軍事演習は15回目。安倍政権の下、近年常態化している。過去には市街地戦闘訓練や相手の息の根を止める訓練などを行ってきた。今回は、戦争法が施行され南スーダン派遣の自衛隊に駆けつけ警護任務が付与されたことを受け、新任務に対応する制圧訓練などより侵略的な訓練となる。

 集会に先立ち、陸上自衛隊今津駐屯地司令に演習中止を申し入れた。集会には沖縄選出の伊波洋一参院議員が駆けつけた。伊波さんは「辺野古、高江で反対するのは、あきらめて基地を許せば沖縄が戦場になるからだ。我々は戦争しないことを前提に、武力でなく平和を抑止力にすることが必要。そのために沖縄と本土の連帯を」と熱く訴えた。

 参加者400人は、高島市内をデモ行進し軍事演習反対、沖縄新基地反対、改憲阻止を訴えた。全交滋賀も主催団体の一員として、元気よく集会とデモを担った。

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