2016年10月07日発行 1447号

【臨時国会開会 安倍の改憲暴走を止めよう 市民が本領発揮するとき 開会日に800人】

 臨時国会開会日の9月26日、「安倍政権の暴走止めよう」と国会前に800人以上が集まった。

 野党から社民・共産・民進各党、新たに結成された参院会派「沖縄の風」の糸数慶子、伊波洋一両議員が参加。糸数議員は「今こうしている間も、安倍政権は辺野古、とりわけ高江で大変強権的な動きに出ている。600人の機動隊員が住民の生活を乱し、自衛隊が法的根拠もなくヘリで物資を輸送する。高江の森は、どんなことがあっても破壊させない」と訴えた。

 参加団体からは、臨時国会で安倍政権と対決する課題が語られる。「北朝鮮に対抗する米軍の戦略爆撃機を自衛隊の戦闘機が九州上空で護衛≠オ、韓国軍の戦闘機も合流。日米韓の戦争準備体制を許さない」(解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会)「民進党の蓮舫新代表は『(辺野古移設計画は)基本として守るべき』と述べた。これでは応援できない」(止めよう!辺野古埋立て国会包囲実行委員会)「TPPは強い者のためのルール作りだ」(STOP TPP!!市民アクション)

 市民連合の中野晃一・上智大教授は「野党共闘は野党ではなくここに集まった市民がつくったもの。いよいよみなさんが本領を発揮する局面に入った」とエールを送った。




大阪 自民党府連前で"改憲ノー、高江中止"

 臨時国会で改憲案論議を公言した安倍・自民党に「憲法改悪を絶対許さない、高江工事を今すぐ中止しろ」と抗議。沖縄・憲法緊急署名やまつりチケットの呼びかけにも次々と協力が(9月26日)。

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