2016年10月14日発行 1448号

【署名は5千筆超え 大阪】

 安倍政権の改憲策動を止める闘いの基本は、沖縄闘争に連帯して勝利すること、沖縄・改憲阻止緊急署名を集め切ることだ。

 大阪集会の構成詩は、発言者が平和のバトンを次々と手渡すリレー形式。

 最初は9月沖縄連帯ツアー参加者。高江現地の闘いを紹介した映像では、10・30団結まつりに駆けつける伊佐真次(いさまさつぐ)さんのメッセージ(6面参照)が流された。

 関西での緊急署名は5千筆を超えた。

 「週刊MDSで出会ったひとつの言葉『おかしいことをおかしいと言えない世の中はおかしい』から活動への勇気と力をもらった。緊急署名にはたくさんのおかしいこと≠ェ提示されている。銃ではなく言葉で、言葉の力を信じて活動していく」(河内)、「街頭署名は苦手だが、高江現地で闘う人たちに比べたら大したことない。市民との対話が励みになる。沖縄で起こっていることを知らない、知らされていない人にどう知らせていくのかが大切だ」(大阪市)など署名にかける思いを語った。

 生存権や幸福追求権を奪う社会福祉の切り捨て、改憲を先取りするあらゆる攻撃との闘いも重要だ。

 小規模介護事業所で働く労働者が「軍事費削って福祉にまわせ! 尊厳ある暮らしを守る署名にご協力を」の横断幕を持って登場。「財源を理由に利用を抑制する、サービスを廃止する、負担を上げる施策を行ってはならない」と、介護保険財政は国庫負担を倍増し、市民・利用者の負担を引き下げるよう求める要請署名を開始したことを報告。署名は11月7日に国会提出する。

 最後は「憲法いかそう茨木市民の会」の山本よし子さん。「憲法の理念が実現できる茨木市政への改革を求めていく」と来年1月の市議選にチャレンジすることを明らかにした。

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