2016年10月21日発行 1449号

【230万筆を第2次提出 戦争法廃止2000万署名 1580万筆に】

  「戦争法の廃止を求める2000万人統一署名」の第2次提出行動が10月5日、衆院第一議員会館で行われた。5月19日の第1次提出分に加えてこの日提出されたのは230万筆近く。累計で約1580万筆となった。

 主催した総がかり行動実行委員会から小田川義和さん(憲法共同センター)があいさつ。「改憲をめざす『美しい日本の憲法をつくる国民の会』が5月段階で集めた700万超を凌駕する数。憲法を守る固い岩盤の存在を示した。野党は市民のこの思いを真正面から受けとめ、本気で応えてほしい」と求め、「本気で共闘する姿勢がいま見えないと、参院選で寄せられた期待ももしかすると」と懸念を表明した。

 国会議員は民進党、共産党、社民党、生活の党、参院新会派「沖縄の風」が参加。社民党の福島みずほ副党首は「寒い中、炎天下、雨の中、署名集めに頑張られた方がたに心から感謝。憲法違反の法律は廃止しかない。政治は戦死者を出させないためにこそあるべきだ。憲法のことをまだ考えていない人たちにもこのことを伝え、世論をさらに広げよう」と呼びかけた。

 「沖縄の風」の糸数慶子代表は「沖縄では憲法の上に安保条約・地域協定が置かれている。高江のことを聞かれた安倍首相も稲田防衛相も、県民をばかにした答弁しかしない。沖縄県民は本当に怒っている」と述べた。

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