2016年12月16日発行 1457号

【沖縄・改憲阻止緊急署名ラストスパート 各地でヤンバルクイナ帽子が大活躍】

中学生3人が署名集め 関西

 12月3日、関西11か所で展開された街頭一斉署名行動では、当日集約分だけで1101筆。冬ZENKO集会チケットも40枚が販売された。翌4日のZENKO実行委員会では、集会で登壇する各地域の街頭署名行動をめぐって活発な論議・交流となった。

 河内地域では、駅頭での3〜5時間にわたる署名活動の積み重ねがさまざまな成果を生み出している。「ずっと見ているよ」「がんばってるね」と励ましの声もかかり、地域の人びとに定着。大きな宣伝ともなっている。

 その中で、沖縄修学旅行に行った地元の中学生3人が「基地のことは知らなかった」と署名し、さらに「私たちにもさせてください」とその場で署名集め。30分ほどで15筆集めるといううれしい出来事となった。その後もちらほら高校生などの協力も。

 大阪市、京都市では、署名宣伝グッズ「ヤンバルクイナ帽子」が登場。合計14個作った大阪市のスタッフは「人が寄ってくる。『これ何、カラス?』から話が始まり、署名も対話も」と通行人の注目度抜群と紹介した。

 ZENKO兵庫は憲法写真展でじっくり話し込んだ。「署名の中身そのものを写真展で表現した」と報告する。

 関西では3日現在2万1054筆に達した。


通路の壁は高江づくし 神奈川

 12月4日、鶴見駅東西通路では65筆集まりました。

 「月桃の花」歌舞団が『琉球賛歌』などを歌い、ジュゴン1頭、ヤンバルクイナ3羽も参加。通路の壁には、みんなで作ったZENKO冬集会の題字や「高江から儀保さんが来るよ」と告知するパネルも貼りました。高江の写真をA3×4と大きくしたら、遠くから見えてよかったです。

 沖縄で10年以上暮らし、いま鶴見に住んでいるという外国人の方が署名。冬集会チケットを買ってくれた人は「マイナンバーがあるから名前書くのはいや。でも11日は参加したい」。今度沖縄に修学旅行に連れて行くという若い高校の先生や、家族の分まで名前を書いたおじいちゃんもいました。

(ZENKOかながわ・青島美千代)

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