2017年01月27日 1462号

【大阪府茨木市議選スタート 市民派・山本よし子さん出馬】

 1月15日、大阪府茨木市議会選挙が告示された。「憲法いかそう茨木市民の会」代表の山本よし子さんは無所属市民派として立候補、アベ・維新政治と対決する市政をめざす闘いが始まった。

 15日朝、今冬一番の寒波と降雪にもかかわらず多くの市民と支援者が出発式を見守った。

 市民の会副代表の小山潔さんが「安倍政治ノー、維新ノーを茨木で実現する。国政と密着した選挙戦を闘う」と宣言。「市民の会は駅前で1500筆の沖縄基地工事中止の署名を集め、安倍・維新政治に不満を持つ市民の声をいっぱい聞いた。この市民の声を市民派・山本よし子さんに結びつけよう」と呼びかけた。

 各地の市民派議員も応援に駆けつけた。京都府向日(むこう)市議の杉谷伸夫さん、大阪府枚方(ひらかた)市議の手塚隆寛さん、大阪府交野(かたの)市議の松村ひろ子さん、東京から足立区議の土屋のりこさんも足を運んだ。

 「この雪は祝福の雪だ。3年前の日野市議選も大雪だったが、有賀精一さんが見事に当選した」(杉谷さん)、「安倍と維新の憲法改悪に反対する大事な選挙だ」(手塚さん)、「行政改革や民営化の名で子育てや福祉の予算がどんどん削られている。歯止めをかけよう」(松村さん)、「今の時代に必要な真の市民派は山本さんしかいません」(土屋さん)。平和と民主主義をともにつくる会・大阪の山川よしやす代表も「憲法を生かそう。山本さんを市民の代表として議会に送るために1週間がんばる」と決意を述べた。

 両手でしっかりとマイクを握った山本さんが第一声を発した。「命と生活を破壊する憲法改悪に反対します。自公・維新の戦争政策を止め、沖縄新基地建設反対の声を茨木からあげていきます。『市民生活向上とことん改革』を実行します。女性議員をふやし、女性の声を茨木市に届けよう」。支援者の声援に手を振り、宣伝車に乗り込んだ山本さん。市内を駆けめぐる選挙戦をスタートさせた。

 2議席減の定数28を候補者43人が争う大激戦となった市議選。1月22日が投開票だ。



ホームページに戻る
Copyright Weekly MDS