2017年01月27日 1462号

【市民の力で野党共闘を後押し 安倍政権NO! 2000人大行進in渋谷】

 民主主義をほごにする安倍政権は早々にお引取りを、衆院選で勝利するための野党共闘をより強く、と1月14日、東京・渋谷で「安倍政権NO!+野党共闘☆大行進」が行われ、2千人が参加した。首都圏反原発連合、原発をなくす全国連絡会、PARC(アジア太平洋資料センター)の3者が事務局を務める実行委員会の主催。

 代々木公園ケヤキ並木の出発集会で、元経済産業省官僚の古賀茂明さんは「2年前の1月、安倍さんは中東を歴訪し、『イスラム国と戦う各国に2億ドル支援する』と宣言。70年間培ってきた平和ブランド≠ぶち壊し、後藤健二さんを見殺しにした」と振り返り、「安倍さんの成長戦略の柱は(1)原発輸出大国(2)武器輸出大国(3)ギャンブル大国。悪魔の成長戦略≠セ。カジノをつくろうとしている横浜市でこの夏、市長選がある。菅官房長官のお膝元。絶対に負けられない」と訴えた。

 自由党の渡辺浩一郎元衆院議員、共産党の吉良よし子、社民党の福島みずほ各参院議員、民進党の菅直人衆院議員がスピーチ。宣伝カー上で手をつなぎ、「野党は共闘」のコールに応える。

 マーチングバンドやドラム隊がにぎやかな音色とリズムで先導し、土曜の午後の渋谷の街へと繰り出した。



ホームページに戻る
Copyright Weekly MDS