2017年02月10日 1464号

【オスプレイ飛ばすな 配備は今すぐ撤回 ZENKOが官邸前抗議】

 「オスプレイ飛行直ちに停止」「オスプレイ配備今すぐ撤回」「軍事費削って社会保障に回せ」。1月25日、気温5度と冷え込む東京の夜空に元気なコールがとどろいた。「月桃の花」歌舞団も『世直しサンバ』『琉球賛歌』の歌声をにぎやかに響かせる。

 ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)主催の官邸前抗議行動だ。

 主催者から「危険な欠陥機オスプレイを日本政府は17機も購入する。来年度予算にも4機分391億円が計上された。憲法無視、軍事優先の安倍政権にノーをつきつけよう」と呼びかける。参加者からは「区議会に高江ヘリパッド建設中止意見書の陳情を出し、継続審査になった。次はオスプレイ飛行停止の要望書提出を求めていきたい」「千葉でも木更津の自衛隊駐屯地にオスプレイの整備拠点がつくられようとしている。抗議の市民運動が広がりつつある」などの報告が続いた。

 「沖縄大好き」で高江の座り込みに2度参加したという女性は、沖縄の衣装を身に着け、ヤンバルクイナの帽子をかぶって「オスプレイはそこの議員会館よりもっと低いところを飛ぶ。そのことを想像してほしい。これは国がやっているいじめ=B関東に来なくても沖縄にはすでにある。関東に来るから反対なのではなく、そもそもオスプレイはいらない。この地球上のどこにもいらない。なぜ海も山もきれいな沖縄に押しつけるのか」と問いかけた。

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