2017年02月24日 1466号

【憲法無視・言論封じは許さない 稲田・金田大臣は辞任せよ 緊急行動に400人】

 「憲法9条上の問題になる言葉は使わない」と南スーダンの「戦闘」を否定する稲田朋美防衛相と、「法案の提出後に議論すべきだ」と共謀罪をめぐる議員の質問を封じる金田勝年法相の辞任を求めて2月14日、緊急国会行動が行われ、400人が集まった。

 主催した総がかり行動実行委員会の高田健さんは「南スーダンの自衛隊が殺し殺される事態を放置できない。安倍首相はアジアの隣国から批判され孤立しているのに、トランプさんと仲良くなったと自慢しながら帰ってくる。この神経は何なのか」と厳しく問いかける。参院会派「沖縄の風」の糸数慶子議員は「防衛省の隠ぺい体質の最たるものが沖縄に表れている。辺野古の土砂搬入についての申し入れに沖縄防衛局は一切答えない」と批判した。

 参加者からは「お集まりの潜在的な組織犯罪集団≠フみなさん―共謀罪法案が通ればみなさんはこう呼ばれることになる」「日印原子力協定が今国会後半に上程される。インドの核兵器を容認し、日本が核戦争に協力する軍事同盟だ」などの発言があった。

 国会に向かって「憲法無視の防衛相やめろ」「自衛隊を戦地に送るな」「言論封じの法相やめろ」のコールをぶつけた。

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