2017年03月03日 1467号

【オスプレイ・改憲阻止署名 街頭で広がる対話、出会い】

 オスプレイ・改憲阻止署名で地域から改憲阻止の世論を広げようとの街頭行動は、多くの市民との出会いと対話をつくり出している。

首都圏/各地にヤンバルクイナ増殖/オスプレイ飛び交う!?

 首都圏各地にヤンバルクイナが増殖し、オスプレイが飛び交っている。神奈川から始まったヤンバルクイナ帽子と東京・多摩地域から始まったオスプレイ帽子だ。効果てきめん、どこも確実に反響を巻き起こしている。

 2月18日、上野駅公園口。2時間で51筆集まった。障がいを抱える若い男性とそのパートナーは「沖縄のことを本土の人が理解しないのはもどかしい」「オスプレイは危険」と話し、署名用紙を預かった。

 2月19日、鶴見駅東西通路。沖縄の音楽を流し、ヤンバルクイナ帽子をかぶってアピールした。署名は73筆。「学会員だけど、絶対9条守らないと」「オスプレイひどいですね」「そんなに高いんですか」「安倍さんきらい!」といった声が聴かれた。外国人カップルも「オスプレイは知っている、基地反対」と快く署名に応じた。

    (7面に関連投稿)


京都/平和が一番%s街頭演説/地域を変える活動とともに

 今、京都では、地域から社会を変えたいと決意し立ち上がった右京区在住・小山田春樹さんと語るつどいを成功させたいと、本人と一緒に右京区で宣伝・署名行動をしています。

 小山田さんの街頭演説は「京都では、この前の戦争といえば、応仁の乱(1467年)、それとも蛤御門の変(1864年)。太平洋戦争ではないんですね」と切り出して、「平和が一番。平和で住みよいまち京都を、市民のみなさんとともに創っていこうと決意しました」。京都を深く思う話を聞きながらの行動で、毎回、面白く楽しい時間を過ごしています。

 「基地は全部要らない」と30代の男性が自分から寄ってきて署名してくれました。多くの人が通り過ぎていく様子に、「もっと関心を持ってほしい。そうしたら社会も変わっていく」「子どもの問題に関心があり、何かしたいと考えている」と話されました。

 署名行動で出会った若い仲間と一緒に「週刊MDSを読む会」を行ない、ともに学びあっています。「周りの人に伝えたいが、なかなか思いが伝わらない」などの言葉に、若い人たちも社会を変えたいという思いを持っていることを心強く感じました。

 そうして学んだことを糧に、これからも署名行動をしていきたいと思います。

  (全交京都・石田隆子)


那覇/5人3時間で137筆/小中高生も、持ち帰りも

 2月19日14〜17時まで那覇市小禄(おろく)のイオンのモノレール連絡通路で、5人で137筆の署名を集めました。

 署名を呼びかける側は、南風原(はえばる)町や沖縄市、糸満市から何と北海道から沖縄に来たタイミングで参加した人まで。とても良い出会いとなりました。「名前や住所を書くことを怖れる若年層や小中学生、高校生からも署名をもらうことができ、安心した」は北海道からきた女性の感想です。

 神奈川から送って頂いたヤンバルクイナ帽子は抜群に目立ち、被りたいとリクエストする小学生もいました。驚いたのが「なかなか辺野古に行けないから」とカンパをしてくださる方が多かったこと。5千円近く集まりました。

 また、「署名する時間がないけど持って帰って書く」と署名用紙25筆分を快く受け取っくれた方が10人ほどいました。一緒に行動をした方も「帰ってからも地域で広げる」と50筆持って帰りました。

  (ZENKO沖縄・H)

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