2017年04月14日 1473号

【共謀罪法案の成立許すな ヨコハマで市民がパレード】

 4月2日、休日のヨコハマの街に「共謀罪の成立許すな」の声が響きわたった。市民連合横浜☆ミナカナやZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)などによる「共謀罪NO!ピースパレードみなとみらい」だ。

 パレード出発に先立ち、桜木町駅前で宣伝・アピール。「月桃の花」歌舞団は『おどるポンポコリン』の替え歌を披露した。「あなたもわたしもみんーなー/監視や盗聴されーる/ふつうに話しただけーでー/共謀罪がせいりつー」「ラインやメールをのーぞくのやめてー」

 藤沢市在住の女性は、共謀罪法案の審議入りをストップするために公明党国会議員へのハガキ作戦を呼びかけた。「創価学会初代会長の牧口常三郎さんは治安維持法で投獄され、獄死した。弾圧された歴史を忘れて、今度は弾圧する側に回るのか、と公明党議員に問いかけよう」

 宮古島出身の男性は、宮古島市議の石嶺かおりさんがフェイスブック上での発言を理由とした辞職勧告決議をきっぱりと拒否し、ミサイル新基地建設を止めるため頑張り続ける決意を表明していることを伝え、南西諸島への自衛隊配備反対の運動を本土でも盛り上げていこうと訴えた。

 パレードでは「共謀罪許すな」に加え、「奄美大島に自衛隊いらない」「宮古島に自衛隊いらない」などのコールに力がこもった。

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