2018年03月02日 1516号

【地域に広がる 安倍9条改憲NO!3000万署名】

京都/地域回り/みんなで話し合う大切さ

 全交(平和と民主主義をめざす全国交歓会)・京都は2月12日、「安倍9条改憲をSTOP!京都ZENKOのつどい」を開催。全交・京都の3000万署名目標1万5千筆達成に向け、戦争のできる軍隊へと変貌する自衛隊の実態を学習し、名護市長選挙の報告を受けるとともに、署名運動の交流を行いました。

 交流では、障がい者の父母の会の方が「戦争になれば障がい者が真っ先に切り捨てられる」と危機感を持ち地域回りもして集めてくれたこと、また、職場の若い人が敏感に「これは自分たちの問題」と署名に協力してくれたことなどが報告されました。

 地域回っての戸別訪問は現在3か所で行っています。「歌のサークルで来た人に回してみる」と署名用紙を預かってくれた方や、子どものころ戦時中の不安感や恐怖感を思い出しながら署名してくれた高齢者もいました。地域回りの後のミーティングで感想を交流し、さらに署名運動を広げるために京都在住の被爆者・米澤鐡志さんのお話を聞く会(3月17日〈土〉13時半〜 中京区子ども未来館)を開くことが決まりました。

 つどいでは以上のように交流しましたが、参加者の中に1月27日市内の繁華街で11時間連続署名行動を取り組んだときにチラシを受けとった方も。「憲法改悪問題に関心があり参加しましたが、話を聞いて整理されました」との感想でした。

 署名運動の協力者を広げるためにも、このようにみんなで話し合い考えていく場をもち続けていくことの大切さを改めて痛感しました。

(全交・京都 川口健次)

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