2018年03月09日 1517号

【議会を変える市民と変える/東京都日野市議・有賀精一/「熱い」激励受け2期目に】

 2月18日投開票の日野市議会議員選挙で2期目の当選を果たすことができました。

 紙面をお借りして、応援していただいた読者の皆様にお礼を申し上げます。

 日野市議選は55年前の町村合併の経緯で通常の統一地方選挙より1年早く行われています。しかも2月中旬のため「寒い寒い選挙」として関係者からいつも嘆き節が聞かれる選挙でもあります。幸い今回の選挙は天候にも恵まれ、2度の記録的な大雪が降った前回選挙と比べれば雲泥の差でした。

 選挙は2期目が一番大変と言われます。2期目のジンクスという言葉が私の脳裏にもこびり付いてました。

 けれど一方で、選挙戦が始まる前から、これまで議会だより『市民が主人公』を恒常的に配布させていただいている皆様から「あなたのこの間の活動をちゃんと市民は見ているよ。大丈夫だ」という言葉をはじめ多くの激励をいただいたことも事実です。

 選挙戦本番を迎えると、選挙事務所にはこれまで面識のなかった市民の方がたも多数駆けつけて来てくださり、街頭宣伝集会でも多数の激励を受けました。しかも、とても「熱い」激励が多かったのが特徴的でした。前回と比べこうした市民の方がたの支持が背景にあったからこそ、633票を増やし1760票をいただけたのでしょう。当選順位は下から3番目でしたが、着実に階段を上ってきた実感がつかめた選挙戦でした。

 そして何より、これまで私を支えていただいた皆様の総力を上げた応援が実を結んだ選挙であったと思います。

 選挙前の好評だったリーフやあるが応援ソングは「平和をめざす日野・八王子市民のつどい」や「月桃の花」歌舞団の関係者も関わっていただき、できたものです。街頭集会のエイサー、あるがコールを含め、候補者の中で一番元気に選挙戦を闘うことができました。

 ポスティングやポスター貼り、電話かけ、有権者訪問、宣伝カー、事務所の賄いから運営、差し入れ等々。支えていただいた支援の皆様に心から感謝しています。

 市民の命と生きる権利を守る市政、議員報酬見直し、安倍改憲NO、原発ゼロを掲げて闘った市議選。私はとりわけ、国政については安倍改憲を許さない議会へと訴えました。この選挙で、改憲派と目される議員は自民1減、長島昭久氏系の市民クラブ2減。一方、護憲派は2名増となりました。今までの自民、公明、市民クラブの多数派が崩れつつあります。

 議会を市民の手に取り戻す闘いがスタートしました。
ホームページに戻る
Copyright Weekly MDS