2018年04月06日 1521号

【雇用共同アクションが国会前行動/「働かせ方大改悪」閣議決定するな】

 雇用共同アクションは3月26日、「働き方改革」関連法案(3面に関連記事)の閣議決定・国会提出を断念せよと求めて国会前で行動した。

 主催者を代表して全労連の岩橋祐治副議長は「文在寅(ムンジェイン)大統領になって韓国は大きく変わってきている。最低賃金を引き上げ、正規雇用を増やし、労働時間短縮実現への流れをつくった。日本でもそんな変化を起こしていきたい」。一日も早く安倍を辞めさせ、「働き方改革」法案を葬り去ろうと呼びかけた。

 発言では、参院予算委でのワタミ創業者の渡邉美樹・自民党議員発言に非難が相次いだ。「入社2か月の女性社員を過労自殺させた張本人。労働者の切実な声を冒とくするものだ」(吉良よし子・共産党参院議員)

 法案を党内審査中の自民党本部に向かい、「法案は撤回せよ」と声をぶつけた。
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