2018年04月13日 1522号

【全国で退陣行動】

大阪/初参加者も力強く/大阪市城東区内で“もうやめて”デモ(4月1日)

 「昭恵はでてこい/迫田もでてこい/ホントのことを言っちゃおう」「トランプさんでも対話する/安倍さんだけが逆方向/ゴルフでこけてまたこける」。大太鼓のリズムに合わせたユーモラスなコールが続く。4月1日、「安倍さん、松井さん、もうヤメテ!前に進むのは私たちだ★デモ@城東区」は風船あり、安倍、松井のお面あり、ちびまる子ちゃんの替え歌あり。日曜午後の区内を約50人がにぎやかに横断した。沿道からの声援やスマホ撮影など大注目だ。

 「初めてデモに参加した」という区民の男性は「みんなの力で安倍政権を倒しましょう!」と力強く発言。ネットを見て京都から駆けつけた男性は「今日は京都のデモとはしご≠ナす。安倍や松井が自分たちの気に入る右傾化教育に肩入れしたことが一番腹立つ」。「東京に用事があり官邸前デモに初参加。今日が人生2度めのデモです」と鶴見区の女性も語る。

 みな今の政治に黙っていられない、声を上げる人が増えている、と参加者は実感。4月8日ZENKO御堂筋デモではもっと多くの参加で安倍退陣を訴えよう、と盛り上がった。


滋賀 もう怒ったと共感/近畿財務局大津事務所要請後のデモ(3月29日)

 3月29日、ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)滋賀が呼びかけ、森友学園決裁文書改ざん問題について財務省近畿財務局大津財務事務所への要請行動と安倍政権退陣を求める緊急デモを行いました。

 大津財務事務所に対しては、首相と財務相あての要請書で(1)国民にすべての事実を明らかにすること(2)安倍内閣は総辞職すること(3)調査機関を立ち上げ事件の全容解明を図ること、を要請しました。対応した総務課職員2名は「調査は本省で行っています」の繰り返し。「この事務所でも決裁が終わった文書を改ざんすることがあるのか」との問いには「そんなことはありません。あってはならないこと」と顔色を変えて反論する場面もありました。また、「市民からの苦情や問い合わせはあるのか」に「電話はあります。直接の要請を受けたのは初めて」と、市民の怒りに戸惑う様子がうかがえました。

 要請後、JR膳所(ぜぜ)駅からデモを行いました。急な呼び掛けにもかかわらず約30名が参加し、「安倍はやめろ!」と元気なコールを続けると、「頑張って」と笑顔で手を振る市民の姿も。ZENKOのデモには初参加という方がメンバーとともに4月14日国会大行動に行くことになりました。

 安倍に対する怒りは沸騰しています。地域での「安倍はやめろ!」の行動には共感が広がることに確信が持てる取り組みとなりました。

(ZENKO滋賀・岩崎晴彦)

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