2018年05月04日・11日 1525号

【自衛官暴言 セクハラ 許さない/韓国からキャンドル8000個届く/沖縄と本土結び 辺野古工事中止へ】

 安倍政権のウソと腐敗が次々と露呈し、市民の怒りの炎に油を注いでいる。4月19日、総がかり行動実行委員会主催の議員会館前行動には3000人が集い、参加者の列は国会図書館前まで伸びた。

 主催者あいさつした高田健さんは「現職幹部自衛官が野党議員に『国民の敵』暴言。自衛隊内に同じ主張の政治集団が形成されている恐れがある」と警鐘を鳴らすとともに、「朴槿恵(パククネ)を倒した韓国からLEDキャンドル8000個が届いた」と韓国民衆との連帯の深まりを伝えた。駆けつけた国会議員は「野党6党の要求が完全に拒否された。審議に応じられない」と、市民と野党の結束を訴えた。

 連帯あいさつで、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの木村辰彦さんは「安倍政権は6〜7月にも浅瀬への土砂投入・埋め立てを始める。あきらめさせ、翁長知事を追い落とす狙いだが、工事は4%しか進んでおらず、石灰岩の超軟弱地盤も判明。知事が毅然と不許可にすれば工事はできない」と、5月26日の「美(ちゅ)ら海壊すな 土砂で埋めるな国会包囲行動」への大結集を呼びかけ。安保関連法に反対する学者の会の小沢隆一東京慈恵医大教授(憲法学)は「朝鮮半島非核化のために国交正常化、朝鮮戦争の終結、平和条約を」と指摘した。

 安倍政権NO!の活動を重ねる神奈川の男性は「Jアラート訓練抗議や衆院県内18選挙区の情報共有」などを通じて緩やかにつながる大切さを語る。セクハラ抗議の財務省行動に参加した女性は「被害者の人権保護が一番大事」と話し、福田財務事務次官の罷免と麻生財務相の辞任を強く求めた。最後に『真実は沈まない』『We Shall Overcome』の歌声を響かせた。

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