2018年05月18日 1526号

【「働き方改悪」法案は廃案だ 全労協メーデー】

 5月1日全労協メーデー。4千人の労働者が日比谷野外音楽堂を埋めた。強調されたのは、働く者の命を奪う「働き方改悪」法案の廃案。正規・非正規労働者を問わず、共通の目標に挙げられた。

 フィリピン出身のビクトールさんは「ホテルで一所懸命働いてきたが、突然雇い止めに。雇用保険未加入、残業代未払い、と法を知らない私はだまされた。とても悔しい。外国人だから、非正規だからと差別するのは許されない」。「がんばれ」の声が飛んだ。

 韓国民主労総・金明煥(キムミョンファン)委員長のメッセージが読み上げられる。「『板門店(パンムンジョム)宣言』にのっとり、朝鮮半島で戦争の危機を解消させ恒久平和態勢を築く先頭に立つ。私たちの運動と9条改憲反対・安倍退陣の闘いを結び、日本の原発再稼働・辺野古新基地建設を止めれば、東アジアに平和が訪れる」。大きな拍手が起こった。

ホームページに戻る
Copyright Weekly MDS