2018年06月08日 1529号

【広島 「ともに、平和を!」を今こそ】

 26日午後は広島集会。主催した全交広島から、12月の日韓連帯集会では「東アジアを戦場にするな!」と訴えたが、劇的な情勢進展の中で、「今こそ対話で東アジアに平和を!」としたと強調。米朝首脳会談中止が発表されたが、日韓市民の連帯でぜひとも平和を実現しよう、と提起した。

 カン・ヒョンウクさんは、朝鮮の核の脅威を口実にしたサード配備が、実は中国封じ込めのための米国の戦略によることを解説。また、平和記念都市建設法により復興された広島だが、すぐ隣の岩国、呉で軍事基地が拡大している。朝鮮半島からも日本からも、世界中から米軍基地を撤去させようと訴えた。イム・スンブンさんはソソンリ住民の被害を、キム・ジョンヒさんは母親の立場でサード配備に絶対に反対していくことを涙ながらに語った。

 会場から活発な質問が出され、ゲストとの間で真剣な討議となった。最後にカンさんの音頭で「ともに、平和を!」のシュプレヒコールを参加者一同であげ、会を終了した。

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