2018年06月22日 1531号

【安倍9条改憲NO!署名 第1次分 1350万筆を提出 全国市民アクション 野党4党2会派代表に手渡す】

 「安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国統一署名」(3000万署名)の第1次分1350万筆が6月7日、衆院第1議員会館で野党4党2会派の国会議員に手渡された。

 署名提出集会では、安倍9条改憲NO!全国市民アクション共同代表の高田健さんが主催者あいさつ。うずたかく積まれた署名の段ボール箱を背に「半年でこれだけの署名が集まった。たいへんなことだ。櫻井よしこさんの改憲署名が1000万。憲法を変えるのか、変えてはならないのか。どちらの声が大きいか、市民運動の中ではすでに大勢は決している。目標の3000万まで多くの人たちと対話を進め、安倍政権退陣へさらに頑張る」と決意を語った。

 法律家、宗教者、障がい者、学者など各分野から発言が続く。全日本視覚障害者協議会代表理事の田中章治さんは「私たちは戦争中”“穀(ごく)潰し”とさげすまれた。そのことを訴え、点字署名1500筆が寄せられた」と報告した。

 各野党の代表がマイクをとる。志位和夫共産党委員長は「南北・米朝首脳会談で北東アジアの情勢は大激変する。安倍首相が繰り返す『わが国をめぐる安全保障環境が厳しさを増している』という9条改憲の論拠は崩れつつある」と指摘した。

 ZENKOも2万3739筆を提出。前回12月提出分と合わせて累計3万3234筆となった。提出集会に参加したZENKO東京北部の大久保啓子さんは「自分ひとりでは大して集められなかったが、いろんな市民団体の方たちの一つひとつの取り組みが重なって1350万という数になったんだと思う」と話していた。



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