2018年07月13日 1534号

【安倍打倒で東アジアの平和を/ともにZENKOin大阪へ/全国実行委員長が呼びかける】

 第48回平和と民主主義をめざす全国交歓会2018ZENKOin大阪(7月28〜29日)までひと月を切った。全国実行委員長、田中拓真さんから呼びかけが寄せられた。

 7月1日東京・大阪をスカイプでつなぎ、地域や運動団体から約70人の出席でZENKOin大阪全国実行委員会を開催しました。

 4月南北首脳会談、6月米朝首脳会談以降も、米韓軍事演習が中止されるなど急速な和平への動きが続いています。これは韓国、米国をはじめとする反戦運動の成果です。しかし、安倍政権はメディアを使いこの歴史的な会談の意義を低め、軍拡路線により東アジアの軍事的緊張を高めようとしています。まさに安倍こそが平和の脅威なのです。

 2018ZENKOin大阪は、国際連帯の力で東アジアの平和をつくりだす大きな意義があります。

 韓国からは、星州(ソンジュ)のTHAAD(サード)(高高度防衛ミサイル)配備反対を闘うカン・ヒョンウクさんら計6人が来られます。カンさんは5月のスピーキングツアーで「武器で平和はできない。武器がつくるのは戦争だけだ。戦争の種子(たね)を残してはいけない」と訴えました。

 沖縄から、辺野古ゲート前新基地建設反対で座り込むリーダーの一人、上間芳子さんらが来られます。安倍政権が狙う8月17日土砂投入を阻止しなければいけません。宮古島からは、陸上自衛隊ミサイル基地建設反対で闘う当真まり子さんが参加されます。

 東アジアの情勢が大きく転換するにもかかわらず、韓国でも日本でも住民の意見を無視した基地建設が強行されています。自分たちの住む土地が戦争の最前線にされると住民が立ち上がっています。朝鮮半島の和平が進み朝鮮戦争が終結すれば、在韓・在日米軍撤退の展望が開かれ、サードも辺野古新基地も不要となります。対話こそ平和構築、非核化へのただ一つの確かな道です。朝鮮戦争休戦65周年の7月27日には、ZENKOワンデーアクションとともに、在日の南北団体も参加し平和協定締結を求めるキャンドル行動がとりくまれます。

 安倍政権は、森友・加計隠し、過労死促進法強行、貧困や原発推進―と命よりカネの政策を続けています。市民の闘いで安倍を退陣させ、9条改悪など戦争・改憲路線を転換させなければいけません。国際連帯の力で東アジア、世界の平和を拓くZENKOin大阪を一緒につくりましょう。



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