2018年07月20日 1535号

【土砂投入を許さない、諦めない 辺野古現地集会に2千人】

 7月7日、沖縄辺野古キャンプ・シュワブゲート前で「ジュゴン・サンゴを守れ!土砂投入を許さない!辺野古新基地建設断念を求める県民集会」(主催―オール沖縄会議)が開かれ、県内外から2千人以上が結集した。

 翁長(おなが)沖縄県知事はメッセージを寄せ、「史上初の米朝会談が開催され、東アジアの緊張緩和につながる。この流れを顧みず、20年以上も前に合意した新基地の工事推進は容認できない。看過できない事態となれば躊躇(ちゅうちょ)なく必ず承認撤回を決断する」と県民の思いに応える決意を表明。

 参加者全員で「県民は最後まで決してあきらめない。翁長知事を支え、沖縄の地方自治と日本の民主主義を守るためこの不条理に全力であらがい続ける。(1)土砂投入で海草藻場を破壊させない(2)児童生徒と住民の生命と財産をないがしろにさせない(3)活断層の疑い、超軟弱地盤という立地条件を見直し、建設計画白紙撤回を求める」の集会アピールを採択した。

 集会に駆けつけたZENKO沖縄メンバーは「最大のヤマ場となる土砂投入を前に、知事の強いメッセージで改めて心を一つにしたと思う。8月11日県民大会、18〜20日ZENKO参加団の辺野古行動に、ぜひ参加を」と呼びかけている。  《3面に詳報

ホームページに戻る
Copyright Weekly MDS