2018年07月20日 1535号

【7・19国会正門前大行動へ 腐敗深める安倍政権 賭博合法化! 文科省局長逮捕!】

 延長国会さなかの7月5日、総がかり行動実行委員会の国会前行動に500人が参加した。『真実は沈まない』を歌い、日韓民衆連帯の証し=LEDキャンドルを掲げる。

 この日、各紙1面トップ記事は「文科省局長、受託収賄で逮捕」。共産・社民・立憲民主の国会議員は「前近代的な賄賂の異常事態」「悪法製造マシンと化した延長国会」を糾弾し、「働かせ方大改悪」=過労死促進法の発動阻止・廃止、胴元のカジノ大企業が日本人顧客からお金を吸い上げる「賭博合法化」法案の成立阻止に全力をあげる決意を述べた。

 福山真劫(しんごう)さんが主催者あいさつし、「安倍政権は朴槿恵(パククネ)政権とますます似てきた。不正・腐敗が官僚組織に広がっている」と指摘。「米朝首脳会談、東アジアの緊張緩和の前進に逆行する沖縄辺野古新基地の阻止へ、翁長知事の揺るがない決意を支え、8月土砂埋め立て阻止闘争に結集しよう」と呼びかけた。

 改憲問題対策法律家6団体連絡会、「ふじさわ・9条の会」、安保法制違憲訴訟の会の発言に加え、二つの緊急アピールが。

 一つは「新宿区立公園使わせてアピールデモ」実行委員会から。「新宿区はヘイトデモ規制を口実に、デモ出発地に使える公園4か所を1か所に減らそうとしている。表現の自由を侵す重大な事態。新宿駅に近く昨年度の区内デモ77件中50件の柏木公園も8月から使えなくなる。7月31日、柏木公園からデモし、4か所使用を認めさせよう」

 もう一つは辺野古土砂搬出反対!首都圏グループから。安倍政権は8月17日の土砂投入開始を沖縄県に通告した。「活断層・軟弱地盤・建造物の高度と立地条件そのものが問われている。温帯の西日本の土砂を亜熱帯の沖縄に投入する世界的な環境破壊。絶対に許してはならない」と7月25日の首都圏集会(18時半〜全水道会館)参加を訴えた。

 総がかり実行委は会期切れ前の7月19日、木曜行動と19行動を合体して国会正門前大行動(18時半〜)に取り組む。

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