2019年01月18日 1559号

【高浜・大飯原発 今すぐ止めろ/ 大晦日関電前/年越しアクション/4日には福井県庁に同意撤回を要請】

 12月31日、大阪市の関西電力本店前で「高浜・大飯原発、今すぐ止めろ!老朽原発、まとめて廃炉!」と福島第一原発事故から8年目となる年越しアクション。ZENKO関電前プロジェクトが呼びかけ約50人が参加した。

 「月桃の花」歌舞団のエイサー演舞を皮切りに、「医療問題研究会」「原発ゼロ上牧(かんまき)(大阪・高槻)行動」「リニア市民ネット・大阪」「コアネット(戦略ODAと原発輸出に反対する市民アクション)」など、反原発をはじめ幅広い参加者がアピールし、ともに座り込む。関電は高浜・大飯と再稼働を強行したが、原発廃炉・再稼働阻止の運動の力で原発輸出も行き詰まっている。日本でも韓国でも政権と電力会社の原発推進路線が追い詰められている、と確認された。

 『ゲゲゲの原発』『戦後補償ソング2018』『大阪都構想反対音頭』など替え歌で2019年の闘いの課題を楽しく共有。参加者は、スタッフの手作り料理や年末ギリギリまで行動に取り組んでいた仲間の差し入れ、年越しそばなどを食べながら語り合い、英気を養った。最後に「2019年を廃炉元年としていく」と決意し、寒風の夜空のもと本店ビルに向かって元気なコールで締めくくった。

 明けて1月4日、関電前プロジェクトは「新年!核のゴミはいらない!!福井県庁ドラム缶練り歩きデモ」の取り組みで福井県へ。行動で集めた「事故を起こせば関西一円で生きていけない」「原発の時代は終わった」など『福井への大阪メッセージ』を県知事室の秘書課職員へ手渡した。

 県庁前では、1300日を超えて「命のレスキューランチタイムアピール」を続けてきた福井市在住の石森修一郎さんと交流し、核のゴミの黄色いドラム缶を連帯記念に贈呈。「西川知事は稼働同意を撤回してください」と訴えて「放射能健診100万人署名」を集め、行動を終えた。



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