2019年04月12日 1571号

【老朽原発うごかすな! 3・24高浜全国集会 未来を託す子どもたちのためにも廃炉を】

 3月24日、現地(福井県高浜町)で開催された「老朽原発動かすな!高浜全国集会」(主催:原発うごかすな!実行委員会@関西・福井)に参加しました。

 避難用にと作られた新しいトンネルを抜けると、足場のかかった巨大な高浜原発が現れました。ゲート前には既に多くののぼりが。「老朽原発動かすな、の断固とした決意を示したい。京都駅まで60`b程、大事故が起きれば関西圏500万人以上が永遠に故郷を無くす。第2のフクシマを作ってはならない」と関電に申入れ書を手渡しました。

 全国集会の会場は、5年前に原子力発電施設立地地域共生交付金事業で建てられた高浜町文化会館。隣の中央図書館も町役場も立派なもので、あの事故以降も原子力マネーに依存している町の現状がよくわかるものでした。

 集会では、高浜町の東山さんが、「老朽1・2号機再稼働はやめてほしい」という町民の声を紹介。敦賀市の人は「もんじゅ・ふげん」にふれ、「廃炉が決まっていても放射能の危険と向き合っていかなければならない」と訴えました。老朽原発40年廃炉・名古屋訴訟や伊方原発3号機運転差し止め訴訟の原告・弁護士はじめ、若狭湾沿岸の9市町から参加がありました。京都府宮津市からは初めてマイクロバスで参加されたとのこと。

 集会参加者約350人は、高浜町内のデモに。避難者の若いお母さんが2歳の男児と参加されていました。未来の子どもたちのためにも頑張っていこうと思いました。

 今回に続き、5・19関電本店包囲全国集会&御堂筋デモがあります。大結集しよう! (全交・関電前プロジェクト 安井賢二)

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