2019年06月07日 1578号

【ZENKOスピーキングツアー スタートへ 日韓市民連帯へ各地で準備】

 6月1日札幌集会を皮切りに「東アジアに平和を!スピーキングツアー」がスタートする。日韓市民の連帯へ各地で取り組みが進む。

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 5月26日、東アジア平和のための日韓連帯ツアー報告会を兵庫県西宮市内で行い、西宮からツアーに参加した2人が報告しました。

 初めてツアーに参加した1人は「映画ソソンリをみて故郷の風景と重なった。蛙の鳴き声なども同じで、そのソソンリに誘われた気がした」とサード(高高度防衛ミサイル)が配備されたソソンリへの思いを話し、現地でのろうそく集会の様子や達摩(タルマ)山に登ってサード基地へ叫んだことなどを語りました。

 村の中を歩いたもう1人は、村人から聞いた「サード基地の横にある先祖のお墓に行くために、検問所を3つも通らないと行けなくなった」という話をしました。

 参加者から「文在寅(ムンジェイン)はサードや原発を進めているけど、ろうそく革命の市民運動は少数派になっているんですか」という質問も受け、その市民運動が今、サード反対運動につながっていることを紹介。映画ソソンリの上映をさらに広げていこう、スピーキングツアーで済州島の反基地運動を報告するノ・ミンギュさんに激励物を渡そう、など日韓連帯の取り組みをいっそう深める交流会になりました。

(ZENKO兵庫・松谷卓人)
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