2019年06月28日 1581号
【2019ZENKOin東京まで1か月 全国実行委員会が開催 DSAからビル・イェーツさん参加確定 日韓の若者で“ZENKO新時代”のイメージを】
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第49回平和と民主主義をめざす全国交歓会「2019ZENKOin東京」(7月27〜28日、東京)開催まで、あと1月あまり。準備が急ピッチで進む中、全国実行委員会が6月16日、北海道、東京、大阪、広島、沖縄をスカイプで結び行われた。
今回、海外ゲストの詳細が報告された。トランプ米大統領の差別分断・排外主義に対抗して躍進してきたDSA(アメリカ民主主義的社会主義者)からのゲストが確定した。ビル・イェーツさん(70歳)。高校卒業後、軍隊に入った。日本に駐留した時出会った日本人女性ヒロミさんと結婚し、ベトナムへ。除隊後、DSAがまだ10〜20人程度だった80年代から活動に参加。DSAは今では5万5千人の会員を擁する全米最大の社会主義組織となった。日本の左翼について研究論文もあるイェーツさんは「すべての人に正義と平等がもたらされる平和な世界のために働く」ことを信条としている。
もう一つ、うれしい知らせが紹介された。ZENKOと韓国の平和文化団体「代案文化連帯」が取り組んだ沖縄、韓国での連帯ツアーに参加した韓国の若者が多数来日するという。実行委員会では「交流の広場だけでなく、開会集会でも日本の若者とともに登壇して、“ZENKO新時代”を象徴するイメージを打ち出してほしい」との意見が出され、ふさわしい企画が検討されている。
ZENKO当日の企画が提案され、活発な論議になった。
前日(7/26)行われる政府省庁への要請行動に、沖縄の上間芳子さん(沖縄平和市民連絡会)、フィリピンのポール・ガランさん(貧困と戦争に反対する市民連合)が加わる。ポール・ガランさんはフィリピンで集めた「辺野古新基地建設反対署名」を内閣府に提出する。
メイン集会(7/27)は、国内外のゲストからの報告を軸に企画が進む。沖縄・韓国・フィリピンそしてアメリカ・イラクなど、国際連帯を掲げるZENKOの多様な闘いが世界をつないできたことを知ることができる。
1日目夜にはコンサート。「未来へのドアをノックする」がキーワードになる。闘いの現場で歌われている歌を軸に、企画が練られている。
「軍事費削って貧困なくせ!基地も原発もカジノもいらない!安倍政権は退陣!〜世界の民衆の連帯で東アジアに平和を!9条改憲を阻止しよう〜」。このスローガンの下に開催されるZENKOに、平和と民主主義をめざして闘うすべての市民が集う意味は大きい。
軍事費削って貧困なくせ!基地も原発もカジノもいらない!安倍政権は退陣!〜世界の民衆の連帯で東アジアに平和を!9条改憲を阻止しよう〜2019ZENKOin東京
◆7月26日(金)ワンデーアクション
10:30〜18:00 中央省庁要請行動
◆7月27日(土) 日本教育会館・一ツ橋ホール
10:30 開会集会 13:00 メイン集会 18:00 コンサート
◆7月28日(日) 星陵会館 、日本教育会館、サンパール荒川
9:30 分科会
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