2019年06月28日 1581号

【MDS、ZENKOが参院選比例代表 社民党大椿ゆうこさんらを推薦 人間らしく働ける社会に】

 MDS(民主主義的社会主義運動)、ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)は、7月参院選比例代表選挙で社民党大椿ゆうこさん、仲村みおさんを推薦する。

 6月16日、大椿さんは、福島みずほ参院議員(社民党副党首)、服部良一元衆院議員(同大阪府連合代表)とともに大阪市城東区のLAGセンターを訪問。関西各府県・地域のMDS、ZENKOの代表らに支援要請し、参院選勝利へ闘う意思をともにした。

 自ら就職氷河期、ロスジェネ世代と語る大椿さんの人生の転機となったのは、非正規労働者として雇い止め解雇に直面した2010年。3年9か月の闘いで現職復帰はかなわなかったが、労働運動にかかわり始め非正規労働者のために奮闘する日々となる。

 「最も訴えたいのは労働者の使い捨てを許さない。安心して働き続けさせろ=vと強調する大椿さん。「今の国会でどれほど命が軽視されているか。首を切られた当事者だからこそ訴えることができると出馬を決意した。働く人だけでなく、その中で疲弊してしまった人、その家族―すべての人が声を上げない限り、使い捨てがまかり通る政治は変わらない。がんばって≠ナはなく、皆さん自身の闘いとして、どんな社会をつくるのかの表現としていっしょに声を上げたい」とキャッチフレーズ変わるのは私たち 変えるのも私たち=i大椿ゆうこオフィシャルサイト)に込めた思いを語った。

 福島さんが続ける。「大椿さんが真正面から訴える雇用など本当に根本的なことにとりくむ人は、国会では少ない。軍事費を削って貧困なくせ≠フZENKOの皆さんと共通の思いで、国民の生活を見ないふざけた政治をあらゆるところから突き崩し、違う未来をつくっていこう」

 山川よしやすZENKO共同代表(MDS書記長)は「人間らしく働かせろは普遍的な訴え。自ら非正規として現場で闘ってきた労働運動だけでなく、沖縄や改憲反対でもともに運動してきた仲間だ。大椿さんを、改憲・新自由主義のアベ政治と闘う市民の代表として国政に送り出そう。参院選は自公維新の改憲、貧困推進に答えを出す闘い。軍事費を削り税金を人間のために回させる根本的変革を掲げ、ともに力をつくしたい」と勝利へ全力をあげる決意を語る。

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