2020年04月03日 1619号

【緊急事態宣言使うな!/検察人事介入糾弾!/国会前600人が怒りの声】

 総がかり行動実行委員会は3月19日、「官邸の検察人事介入糾弾!自衛隊は中東沖から撤退せよ!特措法の緊急事態宣言使うな!安倍9条改憲発議NO!」を掲げ、国会議員会館前行動を行った。新型コロナウイルス対策もとられ、600人が怒りの声をあげた。

 戦争をさせない1000人委員会の福山真劫(しんごう)さんが「今日の行動は(1)安倍9条改憲NO!3000万署名集約分32万6730筆を国会議員に手渡す(2)安倍政権の検察官人事介入・犯罪隠ぺいを許さない」と主催者あいさつ。

 社民・立憲民主・共産の国会議員連帯あいさつでは、社民党党首・福島みずほさんが「森友文書改ざんで自殺した赤木俊夫さんは『すべて佐川局長の指示』と手記に書いた。虚偽答弁をした佐川元理財局長と首相夫人・安倍昭恵さんの証人喚問を」と訴えた。

 連帯スピーチで海渡雄一弁護士は「政府の政策は、人の命を大切にする根本的理念に立たず、医師が求める9割以上が検査されていない。この状態を改めろと叫べなくなるのが緊急事態宣言だ」と警鐘を鳴らした。

 最後に、憲法共同センター・小田川義和さんが▽4月19日14時〜国会議員会館前行動▽5月3日憲法集会11時〜有明防災公園▽4月2〜12日改憲発議阻止署名集中取り組み期間▽「東京高検検事長黒川弘務氏の違法な定年延長に抗議」するハガキ行動(内閣総理大臣安倍晋三宛て)―などを提起した。

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