2006年07月14日発行944号

【全交京都大会まであと1か月 ―土屋典子事務局長に聞く 社会を変えることは可能だ】

 8月5、6日の2日間、京都市内で開催される「平和と民主主義をめざす全国交歓会第36回京都大会」まであと1か月。大学生や若者を中心にした取り組みと宣伝活動が活発化してきた。事務局長の土屋典子さん(25)に取り組みの特徴や全交大会の意義について聞いた。(7月4日。編集部でまとめました)

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今を生きる人々とともに

『若者が「働く」とき』写真展会場にて―左端が土屋事務局長(7月2日・京都)
写真:

Q 京都で開催することの意味は。

A 京都は学生、若者の街。学生の数は約13万人です。この間、大学内でのポスター貼りやリーフレット配布を強めていますが、早速大きな手ごたえが返ってきています。

 7月2日に開いたIFC(イラク自由会議)DVD上映会には、大学でチラシをもらったという学生が参加。「イラクの現実を知らなかった。すごいことですね」の感想とともに全交大会への参加表明が4人。うち1人は「スタッフになりたい」と言ってくれました。まだチラシの配布は約1万枚ほど。広めれば広めるほど反応があることを確信しました。

 7月1、2日に開いた写真展『若者が「働く」とき−生きることは「タタカウ」こと』もこちらの予想をこえる反響でした。AGU(Anti−グローバリズムユニオン)との共催で、今の時代に「働く」とはどういうことか、を共に考えたいという企画です。

 感想の中に今回の企画の意義が端的に表れています。23歳のフリーターが「就職難や格差社会などは肌で感じるし、若者から見たら当たり前。もっと40代とか50代の世代に見て、分かってほしい」と共感を示す一方で、30代の女性は「ここには職場のおかしさをただすエネルギーがある」の感想。セクハラやパワハラで辞めざるを得なかったことを思い出し「がまんせずに、闘ったらよかったのですね」の一言も。

 写真展はもう一度やることに決めました。フランスの若者紹介などのパネルを増やして、7月22、23日に京都・ひとまち交流館(河原町五条)で行います。

人間性の尊重を

Q 全交大会のテーマは。

A メインスローガンは「止めよう!戦争と失業の時代を 変えよう!人間性の尊重される社会に 反グローバリズムの国際連帯で!」です。

 いま、取り組みの中から強く感じるのが、この「変えよう」です。希望や展望はある。変えることはできる、という確信です。

反響読んだ写真展(7月2日・京都)
写真:

 イラク平和テレビ局開設の話でも、最初は「ほんとうに出来るのか。夢物語やな」という反応であったのが、募金が目標の半分を超えて、「ほんとうに出来る。占領をやめさせ、民主的なイラク社会は作り出せるから頑張る」というやりがいに変わってきた。

 メイン会場を飾る背景画制作チームはすでに意欲をもって動き始めています。6月に平和テレビ局建設責任者を招いた集会の背景画も制作したのですが、大学の友人といっしょに作ったことが喜びで、「私の呼びかけが人に届くことがうれしい」と仲間を広げています。

 人間性が尊重される社会は実現できる。変えることはできる。「そうだ。いま求めているのはそれだ」と参加者みんなが感じることのできる全交大会にしたいですね。

3本のシンポジウム

Q 最後に全交大会参加のアピールを。

A 企画はもりだくさんですが、柱となるシンポジウムは3本。「PEACE&JOB」をテーマした若者シンポジウム、「明日のイラクを共につくる−イラク平和テレビ局の開設」シンポ、「無防備地域宣言を実現する」シンポです。

 グローバル資本が地球規模で人間性を破壊していますが、フランスや中南米などでは民衆の「反乱」が起こっています。いま時代は転換点にある。その最先端にあるイラクからIFCメンバーが全交にやってきます。フランスからはCPE(解雇自由契約)を撤回させた学生がやってきます。社会をよりよく変えていく胎動と展望が全交大会に集まります。そんなパワーをいっしょにつくりましょう。ぜひ全交にお越しください。

−ありがとうございました。

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