2014年10月24日発行 1351号
【自分が作った法律でボロ儲け パソナ会長竹中平蔵に抗議】
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労働者派遣法の改悪案が今臨時国会に早くも再提出された。この動きの背後にいるのが、人材ビジネス大手パソナ会長の竹中平蔵だ。
「安倍政権の雇用破壊に反対する共同アクション」は10月8日、東京・日本橋のパソナ本社前で「労働者を食いものにするな」と行動した。
チラシには竹中の罪状が5点列記された。一つ、一人二役=悪徳商人と悪代官でやりたい放題(法律で利益を受ける人材会社トップと法律を作る政府審議会要職を兼務)。二つ、腹心の部下を審議会に送り込み、かく乱。三つ、身勝手な税金逃れで海外に巨万の蓄財。四つ、欲にまみれた大臣・官僚をパソナ迎賓館で接待。五つ、“いつでもいつまでもハケン”で格差拡大。
大日本印刷や日赤の非正規争議当事者が発言し、『水戸黄門』主題歌の替え歌が「パソナの会長平蔵は/派遣を増やして荒稼ぎ」と歌われる。「竹中氏らがたくらむ格差拡大・生涯ハケンの派遣法改悪を止めよう」と呼びかけるチラシは昼休みのビジネス街を行き交う人の関心を集めた。
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