2016年01月01・08日発行 1410号

【辺野古中止求める意見書可決 京都府向日市議会】

 12月18日、京都府向日市議会12月定例会の最終日に「沖縄辺野古の新基地建設の中止を求める意見書」が賛成多数で可決された。

 意見書は「我が国は法治国家、民主主義国家として、地方自治を尊重し、地元沖縄県民の理解を得ないままに辺野古への新基地建設工事を進めるようなことがあってはならない。そして、この問題は決して沖縄県のみに留まらず、日本の民主主義と地方自治の根幹にかかわるものである」と指摘。「向日市議会は、地方自治を守る立場から、国に対し下記のことを強く要請する。1.沖縄県辺野古の新基地建設工事をただちに中止すること。2.沖縄県民の民意を踏まえ、沖縄県と真摯な話し合いを行うこと」とした。

 提案者の杉谷伸夫市議は「決して沖縄だけでなく、私たち自身の自治と民主主義の問題だ。他の議会でもぜひ意見書を」と呼びかけている。

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