2016年01月15日発行 1411号

【2016年原発再稼働許さない 大阪/関電前年越しアクション】

 2015年8月11日に鹿児島県川内原発が動かされ、16年1月下旬にも福井県高浜原発再稼働という極めて厳しい情勢での12・31年越しアクション。大晦日にもかかわらず、60人以上の人びとが再稼働許すまじと集まった。

 目の前の関西電力本店に対し、怒りの抗議文を読み上げた。「過酷事故対策が新規制基準の内容であり、経済産業省は過酷事故が起こることを見こして、その損害額を試算している。事故が起こることを前提にした規制委員会の新基準など、わたしたちは到底受け入れることはできない。このまま再稼働につきすすむならば、関西電力は信頼を更に失墜させ、4月の電力自由化で多くの顧客を失うことになることを知るべきである。今すぐ再稼働への作業を止めるべきである」

 関電前と経産省前テント、沖縄・辺野古との中継で、エールの交換を行った。自治体要請などZENKOの1年の取り組みを報告、福島訪問の映像なども流し、共有した。

 「ZENKOさんの交流会は学ぶところが多いから来ている」「いつも仕事で金曜行動に参加できないが、今日はいてもたってもおれずに駆けつけた」という方も参加。毎金曜日行動、年越しアクションの大切さを改めて感じた。

 「福島の現状を自治体に訴え、再稼働反対の表明を要請する」「すべての運動をつなぎ、安倍政権を包囲しよう!」との行動提起も。関電前は、高浜原発再稼働阻止、すべての原発廃炉をみんなで誓う新年の第一歩!となった。

(ZENKO関電前プロジェクト・秋野恭子)

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