2016年01月15日発行 1411号

【戦争法廃止 安倍打倒へ 2016年の闘いが始まった 2千万署名の達成へ】

 通常国会が開会した1月4日、総がかり行動実行委員会の国会前行動に3800人がかけつけた。昨年の通常国会開会日の行動参加者2500人から大きく膨れ上がった。

 国会議員あいさつは共産・社民・民主・維新各党から。「熊本で市民とすべての野党が力を合わせて参院選挙区の統一候補を決めた。この流れを広げよう」(共産党・山下芳生参院議員)「新自由主義=雇用破壊と労働法制規制緩和による経済的徴兵制を許さない。99%≠ェ決意すればこの政権は退陣に追い込める」(社民党・福島みずほ参院議員)とアピールした。

辺野古と一対の闘いで

 実行委員会構成団体の発言では、2千万署名の意義が強調された。「戦争法はおかしいと思っても街頭に出てこられない人が大勢いる。その人たちの声を可視化させるのが2千万署名」(1000人委員会・清水雅彦さん)「産経新聞の調査で『安保法案反対のデモに今後参加したい』と答えた人が20%近く、約2千万人いた。2千万署名運動は、これら参加したくても参加できなかった人に行動する場を提供する」(9条壊すな実行委員会・高田健さん)

 止めよう!辺野古埋立て国会包囲実行委員会からは「知事の埋め立て承認取り消しに対する国の対応は、道理を引っ込め無理を通すやり方。安保法案を無理やり通そうとしたのと同じだ。辺野古新基地反対と戦争法廃止は一対の闘い」との訴えがあった。

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