2016年01月22日発行 1412号

【辺野古新基地阻止の2016年に 首都で沖縄連帯の行動広がる】

 沖縄と全国の闘いが連帯して辺野古新基地建設阻止・安倍内閣打倒の2016年へ。

 辺野古への基地建設を許さない実行委員会は1月4日、防衛省前で新年幕開けの抗議行動を展開した。

山城さんからメッセージ

 辺野古現地から座り込み行動リーダー、山城博治さんのメッセージが響く。「正月、浜での新年の宴(うたげ)に700人が集まり、団結を固めて闘おうと決意を交わした。闘いの時はまさに今、闘いの現場は辺野古そのもの。安倍ファッショ政権の屋台骨を揺さぶり、打ち倒して私たちの政府を作り、来年の正月は祝いの宴を広げましょう」

 防衛省要請に立ったジュゴン保護キャンペーンセンターの三村昭彦さん。「米バークレー市、ケンブリッジ市の沖縄連帯決議に続き、9月ハワイで行われるIUCN(国際自然保護連合)大会で新基地阻止・ジュゴン保護を訴える」と宣言し、「直ちに新基地を断念せよ」と迫った。

 代執行訴訟第2回口頭弁論が開かれた1月8日には、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック呼びかけの国会前集会に250人が集まった。沖縄選出の赤嶺政賢衆院議員(共産党)は「国が訴えた相手は知事ではない。県民の民意が被告席に座らせられている。翁長知事は沖縄頑張れの声が広がっていることが一番うれしいと言う。沖縄と全国が一体になって基地撤去を」。総がかり行動実行委員会から高田健さんが「基地建設反対を共に闘う候補者を立て、参院選に臨む」と決意表明した。



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