2016年01月22日発行 1412号

【安倍「改憲」発言を許さない! 戦争法廃止2000万人署名を加速しよう】

戦争する国絶対反対、譲れない思いを形に 首都圏で取り組み進む

 戦争する国絶対反対。誰の子どもも殺させない。譲れない思いを形にして安倍暴走内閣につきつける2000万人署名。各地で取り組みが進んでいる。

 新年最初の連休となった1月9〜11日、首都圏では千葉・総武線下総中山駅前、東京・中央線豊田駅前、同阿佐ヶ谷駅前、京浜東北線大井町駅前、神奈川・ライフ川崎桜本(さくらもと)店前などで平和と民主主義をめざす全国交歓会(ZENKO)による署名活動が行われた。

 署名呼びかけにあたって強調したのは、安倍首相が年頭会見やNHK番組で改憲に強い意欲を見せたことへの危機感だ。「夏の参院選で自公・おおさか維新など『改憲に向け責任感の強い勢力が3分の2を構成したい』と安倍は明言した。9条を変えさせてはならない」「戦争に行かされるのは私たち庶民。安倍は決して戦争に行かない」

 幅広い年齢層の人びとがこの呼びかけに応えた。「昭和19年夏、九州の部隊に入隊し、塹壕掘りをやらされた。戦争を知らない安倍は自分勝手なことばかり。戦争体験者の長老がいなくなって安倍に何も言わない自民党も情けない」と嘆く90歳の男性。女子学生は「これって戦争する体制をつくってるってことですか。怖い」とペンを走らせた。「(選挙権のある)18歳になります。よく考えたい」と話す高校生も。

 川崎のライフ店舗前では、駐輪する買い物客に積極的に語りかけ、5人で313筆の協力を得た。

 ZENKOかながわは11日の署名活動終了後、つどいを開催。「大きく働きかければアベ政治に不満を持つ人たちと出会える」「オスプレイに使う金があるなら福祉・教育に回せ、と訴えよう」「戦争法≠ニいうネーミングに引いてしまう人も。でも、無関心なわけではない。集団的自衛権の紙芝居を少し離れた場所に置くと、足を止めて見てくれる。ガツガツせず、具体的に情報を提供することが大事」などの提案が出され、県内5千筆1月中達成を目標に頑張ろうと話し合った。







市民連合の新宿街頭宣伝に5千人

 12月に発足した「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」が東京・新宿駅西口で初の街頭宣伝。5千人が「野党は共闘」の呼びかけに声を合わせた。(1月5日)

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