2016年02月05日発行 1414号

【戦争法廃止2000万人署名 目標達成にこだわる行動を 1・23〜24関西で一斉署名行動 署名スポット35か所、1821筆集中 大阪環状線全駅で同時行動 寒さ吹き飛ばすホットな報告相次ぐ】

 ZENKO関西は1月23日、24日に、戦争法廃止2000万人統一署名の関西一斉大行動を実施。2日間の署名スポットは35か所、合計1821筆が集まった。

 大行動のハイライトは、24日に行った大阪環状線全19駅前での一斉署名アクション。

 午前中は大阪駅前のヨドバシカメラ前に集合。戦争法あかんノンジャーのパフォーマンスがスタートを飾る。午後から全駅に分かれて3時間の署名行動、午後5時に京橋駅前で集約集会を開いた。

 各駅行動を終えた参加者が次々と結果を報告。「参加者81人で合計713筆!」の報告に歓声が上がった。

 寒風吹きすさぶ中での行動だったが、ホットな報告が相次いだ。「『安倍の国会答弁は何を言っているのかよく分からない』と2人連れのギャルが署名してくれた」(玉造駅)、「通天閣はどこですかと聞く観光客に道案内をして、署名してもらった」(新今宮駅)、「駅前は全く人通りがなく苦戦したが、27筆を集めた。6人に1人以上の確率だった」(今宮駅)。

 行動への賛同、支援も目立った。「タクシーがクラクションを鳴らして近づいてきた。運転手さんが『戦争法NO』のプラカードを掲げている。中のお客さんも全員が手を振って応援してくれた」(鶴橋駅)、「署名してくれた人が『寒いでしょ。頑張って』とカフェオレをスタッフ全員分を差し入れてくれた。勇気がわいた」(森ノ宮駅)。

 全駅一斉行動の効果も証明された。「『福島駅で署名した。ヨドバシ前でもやっていたね』と言う人がいた」(天王寺駅)、「高校生のグループが『玉造駅でやったよ』とやってきたが、まだしていなかった子もしてくれた。相乗効果があった」(桜宮駅)。

 天満駅や京橋駅では署名セットを持ち帰った人が多くいた。合計で88人が署名を持ち帰った。

 ZENKO関西の署名集約数は6252筆(1月24日時点)となった。2月21日に開く「沖縄連帯!戦争法廃止をめざす集会」までの目標4万筆に向けて、各地で工夫を凝らした署名アクションが続く。



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