2016年02月19日発行 1416号

【「戦争は絶対に繰り返してはならん」 平和への思いをつなぐ 東京・荒川区】

 首都圏でも週末を中心に各地で署名行動が展開されている。ZENKO東京北部は2月6日、荒川区内のスーパー前で取り組んだ。

 人通りは多くはないが、足を止める人びとはそれぞれに平和への思いを語る。70代の男性は「戦争は絶対に繰り返してはならん。あんなひもじい思いを孫たちにさせるわけにはいかない。安倍さんはあまりにやりすぎ。外国へ行って大きなことを言って帰ってくるが、余計テロリストの目を覚まさせている」。戦時中、高射砲連隊に入隊したという男性は「平和憲法があるというのに、軍事費ばかりを増やし続けてきた。その金を国民に還元したらずっと幸せになれるのに」。

 小学生の集団も、「憲法9条、知ってます」「戦争法って聞いたことある」「お母さんが『安倍首相はお金のために戦争したいんじゃないか』と話してました」とにぎやかにペンを持った。

 2時間で48筆が集まった。通りがかった知り合いにも協力してもらったという参加者は「地元でやると知り合いにも会うし、平和への思いを語り合える。地域の隅々で広げていきたい」と話した。

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