2016年02月26日発行 1417号

【戦争のための教育は許さない 大阪で2・11集会に500人】

 「戦争のための教育は許さない2・11集会」が大阪市内で開かれた。不当処分や戦争、改憲と闘おうと参加した500人以上で会場は満杯となった。

 基調とシンポジウムのテーマは、戦争する国づくりへの安倍改憲に抗する民主主義。若者の問題提起も受け、都構想反対や戦争法反対運動で築かれ始めた世代を結んで闘うことが強調された。

 橋下―維新による被処分者を先頭に次々と闘いをアピール。「君が代」不起立処分と闘うグループZAZAからは、「戦争強要支配の洗脳への抗議、不起立は権利行使。日本の公民権運動だ」(大阪府立支援学校・奥野さん)、「職務命令は絶対おかしい。市民と連携して闘う」(大阪市立中・松田さん)。「入れ墨」不当処分撤回を求める会・安田さんは「みなさんと分かち合うべきは裁判勝利。大阪維新の末路を決めよう。高裁不当判決に最高裁へ上告した」と決意を語る。ロックアクション・鈴木さんは「戦争法廃止とともに選挙の年、政治を変えよう。大きな連帯のネットワークを」と訴えた。

 行動提起として(1)「君が代」処分の撤回、職務命令の撤回を要求(2)おおさか維新の会の教育破壊、人権侵害と闘う団体との共同(3)戦争法廃止統一署名をはじめ改憲・戦争との大きな闘いに合流―などを確認。2000万人署名は会場内外でも呼びかけられた。

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