2016年02月26日発行 1417号

【安倍NOと1万人行動 2・14大行進in渋谷 民主主義を取り戻せ!戦争させるな! 「選挙に行こう 野党は共闘」】

 SMASH FASCISM!(ファシズム粉砕)∞ABE OUT!(安倍やめろ)≠掲げた「安倍政権NO!☆0214大行進in渋谷」が1万人を集めて行われ、ぽかぽか陽気を楽しむ休日の街に「選挙へ行こうよ」「言うこと聞かせる番だ私たちが」の声を届けた。

 代々木公園ケヤキ広場の出発集会で「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」の中野晃一上智大教授は「個人の尊厳を守る。これが政治の役割。そのことの大切さを、自分のことしか考えられない人たちにも分かりやすく伝えていこう」、精神科医の香山リカさんは「安倍政権のあまりの愚かさに、穏やかさや優しさ、慎み深さは封印し、立ち上がり、こぶしを振り上げ、大きな声で怒りを表明していこう」と呼びかけた。

 民主、社民、共産、生活、維新の野党5党の代表が勢ぞろい。菅直人元首相がマイクをとると、「民主党はっきりしろ」のヤジが飛ぶ。一方、「野党共同で戦争法廃止法案を提出する」との報告には大きな拍手がわき、「野党は共闘」のコールが長く続いた。

 デモは渋谷駅前、原宿駅前を通る。先頭集団のシールズの学生は「バレンタインデーのきょう、本当ならパルコで買い物し、道玄坂で映画見て過ごしたい。だけど、安倍政権のやってることが許せなくてデモしてま〜す」。「生活保障に税金使え」「学費を下げろ」と声を合わせた。



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