2016年03月11日発行 1419号

【戦争法廃止へ 2・27日韓連帯集会】

 戦争法をはじめとする日本の軍事拡張はアジアの脅威となっている。2月27日都内で、「戦争法の廃止と朝鮮半島の平和を求める日韓連帯集会」が開かれ、130人が集まった。日韓民衆連帯全国ネットワークなどでつくる集会実行委員会が主催した。

 総がかり行動実行委員会の高田健さんが講演。アジアとの共同の意義を強調した。「『憲法を守れ』は、ともすれば一国内の運動になりがちだが、憲法改悪阻止は東アジア民衆の共通の課題でもあることを意識して闘いを広げる必要がある」

 韓国から参加したイ・チャンボクさん(6・15南北共同宣言実践南側本部常任代表議長・元国会議員)は現在の朝鮮半島について「北の核実験と韓米の軍拡、安倍首相の集団的自衛権拡大解釈と軍国主義復活の試みで緊張と危機が最高レベルに達し、韓国民は不安におののいている。『慰安婦』問題も韓米日の同盟強化のための拙速合意ではなく、当事者の意思を反映した政府の真の謝罪で善隣友好の道に進むべき」と指摘。朝鮮半島の平和協定締結へ「韓日が連帯して大衆運動を進めましょう」と呼びかけた。

ホームページに戻る
Copyright Weekly MDS