2016年03月18日発行 1420号

【2000万人署名 あなたの街の隅々から】

横浜 「署名デビューしませんか」に35人 地域で呼びかけ信頼と運動広がる

 神奈川では、署名を軸にした地域のつながりが発展している。

 2月28日、横浜・桜木町駅頭の署名行動には35人が参加した。呼びかけたのはZENKO神奈川の青島正晴さん。「署名デビューしませんかとフェイスブックで投げかけたら、初めて出会う人も集まってきた。民主党元県会議員や横浜で市民連合を作ろうと活動している方も来られた」。安保関連法に反対するママの会の人たちとも連携し、署名活動参加者が増えている。

 青島さんは地域の集まりにも出かける。「市民連合の組織作りではいろいろ議論があった。その場で、組織の話だけでなく、総がかり行動実行委員会が提起している2000万署名を具体的にやることがまずは大事ではないかと訴えた」。4月3日には横浜で市民の連絡会による戦争法反対の集会が持たれる。「そこでもスピーカーに誰を呼ぶのかあれこれ議論されているので、まずは署名をやっていこうと訴えると、代表が『そうだね』と答え、署名行動に参加してくれた」と言う。

 また、ママの会では当日3つの集まりが予定されていたが、それでも必要だと行動に参加。そこで、3月12日にママの会が呼びかけている署名活動を今度は今日の参加者が一緒にやろうかという話になった。「さまざまな人が共同行動、具体的な行動でつながっていこうという機運が生まれている」。青島さんは信頼と運動の広がりを喜ぶ。


滋賀 会発足2か月で千筆突破 さくらまつり、琵琶湖岸でウォーク署名を

 「2000万人署名運動を成功させる会しが」は1月7日に発足。1万筆を目標に取り組んでいます。

 毎週の街頭行動とともに、教会への署名の取り組み要請(6教会)や、反原発運動などで知り合った仲間に郵送での要請を行い、戦争法廃止≠フ花を滋賀で咲かせる種をまいてきました。

 「120名に署名を送付します」と返事をいただいた方、友人に働きかけて200筆以上署名を届けていただいた方もいます。少しずつですが、署名の返送も始まりました。

 郵送でお願いした仲間には「2000万人署名運動を成功させる会しが」署名ニュースを届け、署名数を増やしていく働きかけを強めたいと思います。また、これからは春。地域のさくらまつりでの署名集め、びわこ湖岸のなぎさ公園でウォーク署名に取り組む計画をしています。

 滋賀では、7月参議院選挙に向けて2月20日、「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民の会しが」が300人以上の参加者で発足し、2000万人署名運動が呼びかけられています。

 3月8日、会としてついに千筆を突破! 安倍政権に対する私たち市民の答えとして2000万人署名運動を成功させたいと思います。

(2000万人署名運動を成功させる会しが 岩崎晴彦)


大阪・枚方 ジュゴン帽子に音楽かけて署名集め 残る1か月半知恵を出し合い上積みを

 枚方(ひらかた)・交野(かたの)2000万人署名実行委員会は、署名の地域目標1万筆に向けて取り組んでいます。

 街頭では目立つようにと手芸の得意な仲間が作ってくれたジュゴンの帽子をかぶって視覚に訴えたり、CDをかけたりと、雰囲気作りにも工夫を凝らしながら集めています。ジュゴンに魅せられ(?)近寄ってきた幼な子のお母さんが署名に協力してくれるなど効果が出ています。署名に協力してくれる若い中学生や高校生の姿も目立ちます。「法律を決めた安倍さんは戦争に行くことはないけど、行かされるのは君たち若い世代だよ」と話すと、真剣に話を聞き署名してくれます。

 署名の期限まであと1か月半余りとなりました。実行委員会では、駅前やスーパーだけでなく平和関係のイベントのある会場近くで集めるなど、いろいろ知恵を出し合い、また辺野古連帯ツアーに参加したメンバーの報告も聞き、署名数のさらなるアップを図りたいと考えています。

(枚方・交野2000万人署名実行委員会 松田久子)

ホームページに戻る
Copyright Weekly MDS