2016年03月18日発行 1420号

【意気上がる防衛省前 山城さん迎え3・27新宿デモ】

 3月7日、毎月行われる防衛省前抗議行動では「基地建設は完全に中止しろ」「普天間基地は今すぐ返せ」のコールが高らかに響いた。

 沖縄出身者の意気高い発言が相次ぐ。嘉手納基地近くで高校まで過ごしたという男性は「今日はうれしい気持ちで来た。政府には政府の魂胆があるが、ここまで建設強行してきたのを中断させたのは大変なこと。沖縄の誇りと尊厳をかけて発信してきたからこそだ。すぐ現地に電話した。山城博治さんは男泣きして闘い続ける決意を表明したそうだ。オール沖縄の声に応えてオールジャパンの声を参院選でぶつけよう」。

 もう一人のウチナンチュも「現地のオジイ、オバアの闘い、カヌーの闘い、本土の闘い、アメリカでのロビー活動で追い込んできた。仕切り直しで一日でも長く工事を止めましょう」と続いた。

 辺野古への基地建設を許さない実行委員会が行動提起。「安倍政権は追いつめられていた。工事は進まず土砂搬入もできない。文化財の調査も手つかず。参院選後の工事再開を狙うだろうが、私たちは計画の白紙撤回へ進む。3月27日、山城さんを迎えて新宿デモを行う。大成建設本社にも工事中止を強く求める」



「戦争法廃止、野党は共闘」と大阪で1500人がデモ

 SADL、SEALDS KANSAI、ティーンズソウルウェストなどが呼びかけ1500人が参加した(3月6日)。

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