2016年03月25日発行 1421号

【戦争法廃止2000万人署名 ZENKO呼びかけでは3万筆を突破】

 戦争法廃止2000万人署名集約まで約1か月半。ZENKOが呼びかけ街頭などで集めた署名は、3月11日現在で3万筆を突破した。2月の関西一斉行動と3月の大阪市1週間連続行動、横浜市の行動の報告を寄せてもらった。

デビュー¢ア出 署名集め隊を千人に

 2月27〜28日の関西一斉行動は、38スポット、街頭行動の参加者は百数十人にのぼり、2日間で2449筆に達しました。地域で時間帯や場所を工夫して、昨年の市民投票に協力した人、集会や団結まつりの参加者、福島からの避難者などつながりのある人たちに呼びかけ、初めて街頭で集めたという署名デビュー≠ェ次々と表れました。

 3月の大阪市1週間連続全日行動は、21スポットでのべ百人を超え、1447筆。朝9〜12時は区役所前、11〜13時スーパー前、16〜20時夕・夜のスーパー前、戸別訪問やデモも計画し、文字通りみんなが朝から晩まで動きました。

 いつでもどこでも署名は集まる、安倍政権への怒りは高まっている、声をかければみんな関心を持っている、と実感できました。

 かつてなく多くの出会いがありました。「中学の時、自衛隊に職業体験に行った」と言う高校生、戦争体験を語る地元のお年寄り、「野党がダメだから自民党を支持してきたが、戦争はアカン」と署名した方、「攻めてくるから必要」という人にも、自衛隊が戦争しに行くのを止める署名と説得して協力してもらった例―と対話が弾んでいます。

 今、用紙を送ったり手渡したりした方から毎日返送があります。そうした方をはじめ、さらに広く声をかけて署名集め隊(協力者)を千人に増やし、4月一斉行動(4/9、4/10)などで目標10万筆へ積み上げましょう。

(ZENKO関西・川島実穂)


手作りパネルに反響 初めての署名共同行動

 3月12日〜13日、横浜市のJR鶴見駅で2000万人署名行動に取り組みました。

 12日は、安保関連法に反対するママの会の呼びかけでZENKOかながわ、共産党や無所属の県議・市議、新日本婦人の会、九条の会が参加する鶴見では初の共同行動でした。一緒に取り組んだ意味は大きく、いろんな地域の会とつながりました。

 13日の特徴は何と言っても、著名人の戦争法反対の発言を書いた約60枚の手作りパネル(写真)。歩きながら見られるように駅自由通路の壁に工夫して並べると、多くの人が立ち止まって読み、「著名な人がこんなこと言っているんだ。よくできている」「私の言いたいことが書いてあった」と感想が寄せられました。

 「南スーダンのPKO派遣部隊が駆けつけ警護の任務に就けば、棺(ひつぎ)に若い自衛官が入って帰って来ることになる」と話すと、「いやだ」と言う若者がいて、「戦死者が出れば自衛隊に志願する人も減るから、非正規の若者のリクルートを防衛省は検討している」といった話もしました。

(ZENKOかながわ・青島正晴)

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